ドローンパイロット・クリエイター:(株)SWIFT代表

清原幹也さん

(株)SWIFT代表ドローンパイロット・クリエイター
清原幹也さん

(株) SWIFT

皆さん、ドローンは知ってますよね。
CMなどで、空撮する映像がきれいですよね。 
(株)SWIFTは、ドローンをパイロットとクリエイターが遠隔操作する映像制作チーム。
映像制作の他、農薬散布業務、ドローンスクールなどの事業を行っています。

実際に見たことがある人は少ないでしょうね。

猛暑日のある日、飯南町の山の中、農道沿いの田んぼで農薬散布の現場へ見に行ってきました。
1メートル四方以上はありそうな大きなドローン、下に農薬を入れるタンクがあり、田んぼの上を前後しながら農薬散布をしていた。
コントローラーで操縦しながらの作業、意外と静かに田んぼの上を飛んでいた。

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ドローンが使われるようになったのは、2年前くらいからで、それまではラジコンヘリが主流だったそうだ。
ラジコンヘリは操縦もむつかしく、特に安定させることは大変な技術が必要とのこと。
また、ヘリのプロペラの回る風が稲を倒すことがあり、難しいのだそうだ。

今後は、ドローンが農薬・除草剤など散布の主流になりそうだ。

飯南町の田んぼは、谷間に棚田のように小さな田んぼが続く。
一枚づつ散布してはドローンを停止し、次へ移動、結構大変な作業だった。
自動航行も可能なそうだが、こういう小さな場所では、マニュアル操作のほうが効率が良いそうだ。
北海道のような、広大な場所なら、無人機で効率よく作業が可能なのだが、やはり島根の地域性は、いろいろな違いがあるようだ。

この日は、2機のドローンと1機のラジコンヘリの3チームでの作業、スタートは5時30分から。
稲への農薬散布は、稲穂が出てから収穫前2~3週間前まで、主にカメムシ対策、8月末ごろまでこの作業が毎日続くらしい。
この猛暑、皆さん真っ黒に日焼けしていた。

ドローンの飛ぶ様子、かっこよかったですよ。

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取材当日の農薬散布メンバーと一緒に。

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清原幹也さん

松江市出身、1975年生まれ44才、小学生の2人の息子のパパさん。
SWIFTは2013年に創業した。
お話を聞くと、それまでの経歴がものすごく面白い。

松江で高校生まで過ごし、ラジコンヘリが大好きで、作っては壊したりとはまっていたらしい。

名古屋の大学へ進学、そこでスノーボードと出会った。
19才だった。
そして、プロスノーボーダーになった。
きわめてしまうのですね。
スノーボードのシーズンは当然冬、新潟で映像制作にもかかわっていた。
カメラマンと編集作業など、ここから今の映像制作につながっていくようだ。

29才、新潟で飲食店の空き店舗を見つけた。
飲食業をやりたいとは、積極的には思っていなかったが、出会いは「これは、やれっていうことか」そう思ったそうだ。バーの経営を始めた。
これは、なかなか大変だったようだ。
客に朝まで付き合わされたり、などなどなど。
断れない性格のようですね。

2件目の空き店舗では、アジアンフードを始めた。
料理は全くしないようだが、これも出会いだという。
この新潟の2件の店は、現在も経営しているとのこと、1年未満で消えていくことが多い飲食業、15年も継続は、もう有名店なのかしらね。

プロスノーボーダーは気力・体力勝負、もういいかと引退した。

32才、新潟から奥様を連れて、松江に帰ってきた。
松江では、イタリア酒場、ジャパネスクと2件の飲食店をオープンした。
10月から、大山の駐車場近くで、宿泊施設を計画しているとのこと。

あまりにも展開が早くて、その原動力は何かしらと聞くと、面白いことが一番先にあるそうだ。
夢とが欲望とかは、あまり感じられない。

何回も出てきた言葉が「そろそろ、きちんとやらないといけないわ」

はあー、面白いなと思った。
これまでも、一度もサラリーマン経験はないのですね。
ないですね。
清原さんの何だか ホワーとあたたかい感じは、自由人という言葉が似あうわ。

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ドローンとの出会い

ラジコンヘリが好きだった清原さん、ドローンが出た時から興味深々。
ある日、飲食店スタッフが誕生日プレゼントに小さなカメラのついたドローン。
皆さん、清原さんが好きなことを知ってたんですね

そうではないらしい、たまたま模型店で見つけたという。
あらまあ、いい話じゃないですか。
ほんとは知ってたかもしれないけどねと笑っていた。
当然はまった。

2013年、(株)SWIFTを立ち上げた。

いただいた名刺、大橋川上空から宍道湖に向かい、3本の橋と船、街並みが夕日に赤く染まるきれいな写真だ。
会社パンフレットには、ものすごくたくさんの許可・資格があった。
やはり極め人ですね。

ある日、NHKプロフェッショナルで日本一のドローンパイロットを特集していた。
北海道の会社とのこと。
それを見た清原さん、がぜん燃えてきた。

ドローンプロパイロット検定を受けることにした。
合格率は5パーセントという超難関資格。
現在も全国で25人程度、中国地方では清原さんオンリーワン。
極め人でしょ。

映像制作・ドローンスクール・農薬散布が事業の3本柱。
スタッフは清原さんを含めて2人、事業に合わせて、フリーの教官や技術者を委託している。

ドローンの今後の可能性は幅が広いと教えてもらった。
災害時の情報収集、人が簡単には確認でいない場所、橋や道路などの安全確認作業、宅配に使うことはもう始まりそうですよね。
AIとドローンがいっしょになって、様々な可能性が生まれてくる。

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ドローンスクールの様子。

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SWIFT事務所にて。プロフェッショナルの証。

これから、どんなことをやっていくの

「そろそろ、ちゃんとしようとおもってね」
また出た。

しばらくは、農薬散布に力を入れたいという。
始めた当初は、農薬は体によくないしなあ、なんてあまり乗り気ではなかった。
中山間地で農薬散布をすると、農家の高齢化・継承不足での廃業も目立っている。
農家の人に、ありがとうと言われることで、なんとかしたいとの思いが生まれてきた。

若者がやりたくなる、かっこいい農業。

3K(かっこいい・金になる・けっこうおもしろい) こんな3Kの入り口に、ドローン農業がなるといいのにね。
この3K、ある雑誌の受け売りですけどね。

「そろそろ、ちゃんとしようとおもってね」 何回目かのこの言葉のあとに「人に喜んでもらえる仕事がしたいんだな」

清原さん、なんだか思いつきでやってきたようにも見えるが、話をきいていると、いろいろな事柄が 目の前にやってきたときに、まるで磁石のように、つかみ取っていく。
これは、極め人の才能、人柄かしら。

ほんとに、ホワーとしたあたたかい自由人。
いつまでも話していたい人。
これから、どんな新しいことがやってくるのでしょうね  

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株式会社SWIFT(スイフト)
(株)SWIFT

株式会社SWIFT(スイフト)は島根県松江市で2013年よりドローンでの空撮(映画・テレビコマーシャル・プロモーション映像)を生業として多くの映像制作に携わってまいりました。2017年からはJUIDA認定ドローンスクールを、2018年には農水協認定マルチオペレーター(農薬散布ドローン)教習所を開校し、操縦者、安全運航管理者の育成にも注力しております。
併せてドローンの撮影能力・機動力を活かし、測量や農薬散布など、事業拡充を図っております。また、防災や点検などドローン出動要請にもお応えしてまいります。
 

所在地 〒690-0811 島根県松江市福原町20-6
電話 0852-67-1550
URL https://www.swift555.com/
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