天野 宏俊
頭の中は仕事でいっぱい 若き経営者 天野宏俊
山陰ビデオクラフト社
天野さんの父が個人経営で創めて35年、会社組織になって創業23年。
島根県では、オンリーワンの映像制作会社。
父は、ブライダル映像制作の先駆者。
現在の仕事は、PRビデオ、各種イベント撮影、TVCM,WEBCM制作、TV番組制作、ウエディングムービー、記録ビデオ企画制作。
取材前は、島根の田舎でウエデイングムービー制作は有りとは思いましたが、報道機関がそれ以外のビデオ制作はしっかり行っており、どのようなお仕事があるんだろう?なんて思っていた。
その思いはまったく違ってました。
ニュース映像は報道機関が直接取材するものの、CMなどは委託が多いというのです。
そうなんだ、初めて知りました。 企画番組にかかわることも多いのだそうだ。
ちょっと前は、セミナーや会議などに出かけると、紙媒体を映像に映して説明することが多かったけれど、今はほぼ動画になっている。
家電製品の説明書もDVDが付いている、そうなんだと改めて感じた次第。
山陰ビデオクラフト社、島根のオンリーワン、時流に乗って羽ばたいている。
天野 宏俊 31才
父の会社を引き継いで3年。
子供のころ、創業したばかりの父、遊んでもらう時間もない、そんな子供時代を過ごした。
父の仕事を理解できず、こんな仕事はいやだなと思っていた。
父の仕事がどんなんのものか、知らなかったのだ。
7年前、父が他界、母が会社を引き継いで経営していた。
天野さんは、京都で建築を学び東京へ、建築の仕事かと思いきや、アパレル関係に就職、そこでは広報を担当していた。
プレスリリース、雑誌への売り込み、見せ方、様々なことを学んだ。
母が経営していたころ、アパレルの広報も、ビデオクラフト社の仕事も考え方、やり方は同じようなものだと考えるようになった。
自分の仕事にと思い始めた。
そして、松江に帰り事業を引き継ぐことになった。
島根映像業界パイオニアの父
35年前に創業し、ウエディングムービーの先駆者の父、引き継いでみて父の偉大さに気づかされた。
すでに島根で基盤はしっかり完成していた。
お父さんに、その言葉を言えたらよかったね。
父が生きていたら、この道に入ることもなかったかもしれないですからね。
天野さんはそう話してくれた。
4人のカメラマンと一緒に仕事をしている。
彼らは父と一緒に仕事をしていた人たち、ほとんどが年上の技術者。
それぞれに、得意分野がある。
天野さんは、マネージメント、プロデュース、営業とこなしてゆく。
また、どのような見せ方をするか、シナリオ作りが一番大切だという。
3年目、今が頑張り時、そんなときに父の存在のありがたさを感じると話してくれた。
時代の流れがやってきた
スマホ、4K,8Kと映像の世界の進化は早い。
TVムービーよりも子供たちや若者は、WEBムービー、YouTubeにはまっている子供たちの多いこと。
子供のなりたい職業にユーチューバーが出てくるのだから。
ビデオクラフト社も様々なオーダーがあり、忙しい様子。
天野さん、時流にのって、島根から山陰そして中国地方と会社を大きくしたい。
ネットやWEB様々な媒体で発信し、地域を元気にしたいと夢を語る。
映像で、いろんな人の人生を抱えることのできる会社にしていきたい。
この業界は注目の分野、そこで自分が何をしたいのか、どこに行きたいのか、何ができるのか、一生懸命考えいるんです。
夢を語れる31才、今の時代このように明確に夢を語ることのできる若者は多くはいないだろう。
さて、これから
進化の早い映像業界、若者の育成をしたいという。
時代の感性、若者の感性、女性の感性、それらのことのために人材の育成をしたい。
技術者の世界なので、人づてにあるいは口コミで、人材を探しているそうだ。
どんな人が?と聞くと
技術者ですが、顧客の満足度のためには、自己満足ではダメなんです。
相手のことを考えることと、満足のいく映像と、そのバランス感覚が大切なんです。
器用ではない人がいいですね。
どんな世界もお仕事も同じなんですね。
今は代理店からの依頼が多いそうだ、少しづつ直接依頼も増えてきている。
そういえば、私が旅に出るときに飛行機もホテルも入場券すべてネットで自分で手配することは少なくなってきた。
旅行代理店に行くのはツアー旅行に行くときだけかしら。
そんなふうに、ネットであらゆることが完結できる時代になってきている。
天野さんも、企画からWEBと自社で完結できることを目指していきたいという。
とにかく、スピード感が必要なんです。
息抜きは、と聞くと、 人とかかわること、話すことが好きなので、仕事であまりストレスを感じたことはないですね。
友人と飲みにいったり、週1回程度のバスケかな。
最後に、自分は父の作った基盤の上にのって仕事ができることは、幸せだと思っています。
今が頑張り時、頭の中は仕事のことでいっぱいなんですよ。
アパレルにいただけあって、モード系のイケメン、クールなイメージだが笑顔はかわいい。
イメージは、松江の〇〇〇、俳優さんですよ。
でもね、これはないしょ。
書かないという約束なんですよ。
(2019年3月 取材)
山陰ビデオクラフトは最新の技術と設備で、映画やTVCMで使われているハイクオリティーな映像をご提供致します。より良い未来世界のビジュアルイメージを創造し、地域社会に貢献したいと考えております。
所在地: | 島根県松江市北陵町52-2 ゆめっくす北陵 No25 |
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TEL: | 0852-27-6178 |
URL: | http://www.videocraft.co.jp/wp/ |